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2024年11月24日13/ 時43分の記事
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2014年11月10日23/ 時05分の記事
94歳の大先輩
 


大学の大先輩が一堂に会するパーティーに出席した時のこと

 

テーブル毎に現役の学生さんも2名ずつ入っており

老若入り混じり、楽しいひと時を過ごした

 

その席でスピーチされた方の最年長は

なんと94歳の女性であった

まだ現役で仕事を続けておられるとお話しされた先輩は一言

 

「歳ではないんです。やりたいかどうかなんです!」と

 

あまりに強いメッセージに

会場からは話の途中にもかかわらず大きな拍手が巻き起こった

 

私も一言

「すごい!お見事!」と唸ってしまった

 

私の横にいた2年生の初々しい学生さんも

 

「今日は本当に楽しかったです。来てよかったと思います。」と

 

とにもかくにも

久しぶりに元気を頂いた

 

今は自分の目の前にあることを

きちんと確実にやっていこう

そうして

いつしか94歳の大先輩と同じ歳になっても

自分のやりたいと思うことができていることを夢見ながら

 

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*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2014年11月02日16/ 時14分の記事
日々の営み
 



日々、様々なことが起こり

日々、様々なことで気をもむ

日々、気をもむ様々なことの対応のみに明け暮れていると

日々の生活の本質が崩れてくる

 

まずは朝起きて

太陽をみて

朝飯を作り食べ

洗濯をして干す

台所回りをちゃちゃと片付けて出掛け

日々の営みに専念する

日々の収穫に物心ともに満足し

日々の出来事を語り合い

憤り、困り、解決法を模索し

決定して喜び、笑う

身の回りをちゃちゃと片付けて帰宅する

洗濯を取り入れしまい

お風呂を掃除し、入浴して汚れをとり

夕飯を作り食べ

台所まわりをちゃちゃと片付けて

日々の練習を済ませると

日々の反省文をノートに書きだす

そして丁度よい感じで床に就く

 

そんな流れが全く作れなくなると

心が凍える気がする

 

なんとしてでもこの流れを摘むことなく

毎日の日々を心から楽しみたい

 


*CATEGORY [ 詩 ] *コメント[ 0 ] 
2014年10月13日17/ 時08分の記事
迷う心
 


さまざまの

迷いし心

極まるも

いずれかにはある

指標(しるべ)目指して

 

佳静

2014.10.13

 




価値観の違い

働き方の多様性は

認めつつも

人間として本来あるべき

良心だけは持ち続けていけるよう

自分だけが成就するのではなく

皆が成就できるように

少しずつでもよいから

自分のできるところで力を出して

自分一人が大変な思いをするのではなく

皆が一緒に助け合う

その気持ちの大切さを

何度でも

何度でも

根気強く

話していこう


*CATEGORY [ 詩 ] *コメント[ 0 ] 
2014年09月19日16/ 時23分の記事
お祭り
 



「秋のお祭りは収穫祭だよ!」

そう彼が最初に耳元で言う

 

「そうだろうけど、そんなこと思い出している人、今ここで、町のお祭りに参加している人たちの中にいるのかな?」

と私は心の中で思う

 

何にでも起源はあってやってきたことだと思うけど

定着してしまうとなんだかその本質はさておいてしまっていることって多い

 

いずれにせよ

楽しいのである

わが町のお祭りは

 

この町で四半世紀を過ごした形となった娘たちも毎年心待ちにして参加する

こもごも自分の好きな出店の様々な食べ物を買って

たくさんの提灯が明るく灯る歩行者天国の中

勝手気ままに立ち食いしながら

道路の真ん中を歩くことを許されるふた夜限りの夜を過ごす

中央では盆踊りの大きな輪ができている

おきまりの音楽だがなんとなく踊りたくなってしまう

その向こうにはおみこしを担ぐ人たちが

汗びっしょりになって

呼吸と脚をそろえて進んでいく

大きな大きな

「わっしょい」「わっしょい」の声が響く

 

こんな都会にいて

近所付き合いなんてほとんどなく過ごしていて

めったに話すこともなく

お店で「らっしゃい!」とは声かけられるけど

 

それなのに

お祭りになると妙に親近感が湧いて

すれ違いながら

出店の列に並びながら

なんとなく笑顔をかわしてしまう

自然に順番を譲り合ったりもできる

 

「この町にこんなに子供がいたんだね」

と彼が再び言う

 

「きっと普段は職場にいる時間が長いから気づかないんだな」

と私は思う

 

 

きっと昔は

子供も大人も楽しめる

めったにないイベントだったに違いない

天候に左右されながらも大きな収穫があればなおのこと

大きな喜びとともに町は賑わったことだろう

 

日常に埋もれてしまうと忘れがちな

“収穫”への感謝の気持ちを

少しは思い出してみた夜であった

 

 

 

 


*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2014年09月07日19/ 時42分の記事
習字
 



小学生の時、本当に嫌いだった

何がって

習字が

 

中校生の時、本当に嫌いだった

何がって

板書が

 

高校生の時、本当に嫌いだった

何がって

ノートを貸すのが

 

 

自分の字を見られるのが

本当にいやだった

 

習字で先生が回ってくる時は

書いていた半紙をぐちゃぐちゃにして捨て

おもむろに墨をすって

やり過ごした

 

そんな私が

どうしても本当の筆で書かねばならない案件があり

40年以上ぶりに習字の筆を持った

習字の道具も持っていない私が

娘に借りて

 

驚いた!

全然書けないかと思っていたら

これが思ったより書ける

しかもなんだかとっても楽しい

これは意外だった

 

少し字が斜めになり書き直す

大分いい

でも少しはみでた

また書き直す

さらにいい感じ

もっときれいに書きたい

再度集中して書いた

自分では信じられないくらい

満足にいく字が書けた

 

こんな感覚になるなんて

40年以上経って

ずっとやっていなかった嫌いだったものが楽しくなるなんてことがあるんだ!!

 

こんなことがあるから

人生はわからないのかな

最後の逆転ってのもあるのかもね


*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
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