コミックスの“ヒカルの碁”の中で見つけた言葉を見て、
前に私が書いた文章です。
これが最初の衝撃だったと記憶しています。
「ならば
ヒカルも
誰かのために
存在するのだろう
その誰かもまた
別の誰かのために
千年が二千年がそうやって積み重なってゆく
神の一手に続く
遠い道程
私の役目は終わった」
なんといそぎよい文章か
私の存在も誰かのためにあるのか
そう思うと、今の自分が成就できない諸々のことも
くやしくも何ともないのかもしれない
自分が生きたということは事実なのだから
自分自身が何の足跡も残せなかったとしても・・・
2001.12.25 佳静
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