どうしてだか
今年は12月とは思えない毎日を送っている
全国的には大雪でまさに冬な感じなのだが
私の住んでいる東京は寒いような思ったより暖かいような
ちまたにはクリスマスソングが流れているようだが
私の周りではとんとせず
いつもの年末に向けての毎日の中で
ガシガシと仕事を終わらせていくせわしさも今一つ
なにしろ自分の気持ちが12月になってこない
盛り上がってこないというか
どうしたものか?
こんなフラットな年末もたまにはよいのかもと
気を取り直してみるが
自分でもその理由はよくわからない
そもそもにして
季節感がない毎日を送るようになって
いったいどれくらいが経っただろう
母の代までは引き継がれてきた日本の数々の行事がさほど重要しされなくなってから
親と一緒に住まない核家族化が当たり前になってからだろうか
東京で過ごす年末年始が普通になってからだろうか
いずれにせよ
大きく移りゆく時代の流れの中で
様々な生活形態が変わっていくのは自然の摂理だろう
時々本当に不思議に思うのだ
たった200年前には
ちょんまげをし、刀を脇に差した藩士たちが
自宅の横にある坂を上っていたと思うと
だから
2200年頃の日本がいったいどのように変わっているのか
全く想像ができないでいる
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