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2024年11月26日02/ 時56分の記事
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2012年09月08日01/ 時15分の記事
「高津川」
mama2010.jpg






皆さんは“高津川”をご存知ですか?
少なくとも2007年度、2010年度に国土交通省発表で水質日本第一位に選ばれている島根県西部(石見地方)を流れる川です。
 
私はこの地方で育ちました。
今回、このHP(空と道のうた~佳静~)のLINKに以前の私のHP(心のたび)を入れておきました。その中のプロフィールでも少し触れています(こちらは現在更新はできませんが、見ることはできます)。
 
実は最近「高津川 日本発の女性眼科医右田アサ」若倉雅登著(青志社)の本を頂きました。私が島根県の石見地方の出身と知っている方からです。
そして、読んであまりのちかしさに驚愕しています。
 
右田アサ先生とは日本の女性眼科医第一号の女医さんです。当時女性が医師になることの困難さは想像を絶するほどです。これは日本女医第一号の荻野吟子先生の生涯が書かれている「花埋み」(渡辺淳一著)を読むとそのすごさが身にしみてわかるわけです。
 
その詳しい話はさておき、ともかく、その右田アサ先生は私と同じ小学校を卒業されていました。そして、浄土宗暁音寺に眠っておられました。不覚にもこれまでこの本を読むまではそのことを全く知りませんでした
浄土宗暁音寺には私の祖父、祖母、父も眠っています。小さい頃から毎年伺っていたお寺に先生はひっそりと眠っておられたということになります。
 
そして、私が最も感動したのは
 
島根県のしかも石見地方はずっと封建的な場所だと、そこに住んでいた私自身が思っていたわけですが、

当時医師になるのに(医術開業試験の合格までに)、この地方から東京にでる旅費、下宿代、生活費、医学校(済生学舎に入られたようですが)の入学金、授業料などでざっと最低300円(当時の小学校教員の初任給の3年分を越える額とのこと)かかる時代、
 

医師になりたいという強い意志を表明した当時たった16歳の少女のために、貧しい彼女の村の人たち、関係者がお金を出し合ったという事実です。
 
「石見は田舎だが、皆が力を合わせれば、石見から女医を誕生させることはできるに違いない。この村が生み出す医師であるのだから、村のすべての人々が恩恵に与かることになる。それはまちがいなく村の誉でもある。アサが女医として戻ってくる暁に、わしはこの世にはいることは難しいであろうが、どうだ、みなで今、アサを後押ししようではないか(小説より引用改変)」
 
また、進徳義塾とよばれる私塾が、臨済宗の寺院の医光寺で行われ、慶應義塾大学教授、北里研究所副所長を歴任する泰佐八郎もここで学んだとありました。
 
この地方にも「新しい西洋の学問を取り入れるエネルギーが及んできたのである。」とまで書かれてありました。
 
「そう
私はいなかが好きです 都会はきらいです
 
 そう
私はここ都会が好きです いなかはきらいです」
 
これは以前私が書いた詩の終わりの一節です(「心のたび」に収録)
18歳からの大都会での生活は、田舎育ちの私にとって、意外なことに心地よいものでした。この詩ははからずも私のそんな複雑な気持ちを映し出しています。
 
私は長く、へんに“いなか”に偏見をもっていたのかもしれません。
 
アサ先生は28歳で“肋膜心包炎”にて早世され、残念ながら石見に戻ることはできませんでした。
 
しかし、アサ先生のみならず、それを取り巻く人たちの高い志の一端を知り、熱い思いが私の中に戻ってきたように感じています。
 
 







 
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*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 1 ] 
2012年08月26日16/ 時01分の記事
手帳を見ない生活
1355b7fe.jpg子供2人と私のぬいぐるみ

ここ1週間はこんな感じでいつも一緒でした!




久しぶりに
手帳を見ない生活をした。
というか気づいたら
約1週間全く見なかったというべきか
 
普段の生活のような
時間の追われ方をせずに
過ごした毎日
 
戻ってきてから気づいて、
自分でもびっくりした。
そんな日はここのところなかったから
そういえばここのところ
休みの日も手帳を眺める生活をしていたっけ
とあらためて思った。
 
おかげで
別世界に行ったがごとく
非常に長い間
普段と違う生活をしたように感じる。
 



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2012年08月13日21/ 時28分の記事
おおかみこどもの雨☂と雪☃


家族はいつも一つ

ここのところ、何故か、HPに記事を載せることができませんでした。
その他のことで忙しかった。それも確かにあります。
でも、今回はそういうことだけではなさそうです。
HPに記事を書く気になれなかった。というのが本音のところです。
何故かその理由は不明ですが・・・

DSC00704.JPG









おおかみこどもの雨☂と雪☃

子供に誘われて観に行きました。
正直なところ最初はあまり乗り気ではなかったのです。
子供の映画と思っていたから
 
しかし、
これは子供の映画ではなく、
むしろ大人のための映画です。
多くの大人の人に観てもらいたいです。
 
実際には娘たちの年と近い20代~30代のカップルが圧倒的に多く、ちょっとびっくりしました。
監督(細田 守)さんはこの世界では有名な人のようですね。
 
おおかみ男と人間の女性の出会いから始まって
生まれたおおかみ子供の成長を題材にして話は進んでいきます。
複雑な環境下で置かれた家族は試行錯誤しながら歩んでいきます。
数々のハードルを乗り越えながら
 
子供の成長を見届けるお母さん
実際のところは人間どうしの普通のカップルでのはなしとしても成立する内容ですが、特にこのシュチュエーションでの決断の難しさをあまり深刻に表していないことに静かに感動してしまいました。
 
子育てを通して成長をしていくお母さん
小さい頃とは性格が逆転していく雨と雪
これは子育てした大人であれば誰でも経験するところです。
 
自分がこの中に描かれているほど
十分な歩みを遂げているとはとても思えないわけですが、共感できる部分が多く、心に残る作品となりました。
 
 
 

 

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2012年07月22日23/ 時32分の記事
歌うこと

mama2010.jpg








今更ながら
歌って本当にいい。
どんなに疲れていても心が全開になる。
 
今、ゴスペルをやっています。
1年くらい前に入会して
どうしても忙しかった昨年後半の6ヶ月は休会していたけど、
最近再開しました。
 
今もそれなりに忙しいけど、
むしろ行って思いっきり歌った方が
心も晴れ
次の日への活力も湧いて出てくるよう
 
ゴスペルの魅力は
音外しの名人の私でも自然に溶け込めるところ
もらう楽譜には音符がなく歌詞だけのこともあるけど
歌を知っている人の音についていくだけで歌えちゃう。
 
中にはバラード調のものもあって
歌うだけで心が洗われる感じ
涙が止まらないことも
 
歌って不思議
歌の力ってすごい。
歌うことって私の本質部分に近いものなのです。
 


*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2012年07月17日22/ 時24分の記事
大切な1日

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今日1日だけ夏休みを取りました。
通常は取らなくてもよいような日だったけど
たまにはと思い、出張後の1日を取りました。
 
皆の活動に合わせて6時に起き
いつもと変わらず準備も済まし
皆が出た後は
普段はしない片付けやらゴミ捨てやら
 
一段落したら仕事もしっかりして
ネット動画も連続で見たりなんかして
 
職場にも行って
持ち歩いていた書類の片付けなぞもしたけど
早々に出て
暫らく行けてなかったお稽古事へ
 
休みの日となると
職場に行っても
気持ちも晴れやか
足取りも軽やか
不思議なものね
 
しっかり買い物もし
通常は決して帰ることのない時間帯に
自宅に戻りました。
 
こんな1日もやはりいいね。
神様からの贈り物だったかな
大切な1日になりました。


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