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2024年11月23日13/ 時34分の記事
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2017年03月05日22/ 時45分の記事
後輩に育てられるという可能性
 


最近

よもや起こるとは思わなかった

うれしい出来事があった

 

当時彼女は私の理解を超えるところで生きていた

その世界でいるなら今の仕事はだめだろうと

最後まで本気で思った

けじめがつくところまではきちんと修了させたが

その時にはその後彼女がきちんと成長できるのか甚だ疑問だった

 

少なくとももう会うこともないだろうと思っていた

接点があるなんて夢にも思っていなかった

 

 

指導者を育てる研修会で

5年ぶり?(それ以上ぶりかも)に会った

 

最初彼女だとわからなかった

その人は自ら私に近づき

挨拶した

 

「誰だろう?」

正直分からなかった

 

よく見たらどこかで会ったような

 

彼女だと認識した後

彼女が何か丁寧に私に話してきた言葉は

もう頭に入らなかった

 

髪型 服装 表情 姿勢 話し方 考え方

その全てにおいてすっかり変わっていた

眼を疑うというのはこういうことを言うんだと思う

 

ある意味絶句したまま

その日は終わった

 

別の日に再び会い

同様に指導する立場となっていた彼女に

私はダイレクトに聞いた

 

「誰かあなたに影響するような人に会ったの?」

 

彼女は言った

「いえ そんな人はいなかったです

 徐々に大人になりました」

 

立て続けに聞いた

「どうして変われたの?」

 

「毎年毎年後輩が自分の下に入ってきて

 それで徐々に大人になりました」と

 

こんな言葉を彼女から聞けるなんて

 

素直にうれしかった

うれしくてうれしくて

スキップするほどうれしくて

信じられない気持ちだった

 

私が子どもに育てられたように

彼女は後輩に育てられた

 

私も子どものおかげで大人になったと思っているが

彼女も同様だった

 

 

私が尊敬する教育者の先生がおられる

毎年お会いする度に

その先生が私達におっしゃる

 

われわれの使命の一つに

良き後輩を育てる

ということがある

これには理屈はない

やる と

 

 

私はここのところ報われない毎日に落胆していた

最近では憤りに変わっていたように思う

 

 

ともかく後輩を育て続ける

たとえ人より恐ろしく劣っていたとしても

きちんとするところまではする

放棄してはならない

 

いつか目覚める可能性が誰にもあるということを

私達は決して忘れてはならない

 

 

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*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2017年02月19日18/ 時55分の記事
すべては未来につながっている
 


この年になると

昔経験したさまざまなことが

今につながっていると

心から実感します

 

大きな出来事も

小さな出来事さえも

 

それは楽しいことも

つらいことも

すべてです

 

あの時の雑用さえも

生きていると感じています

 

語弊があるかもしれませんが

思い返せば私のこれまでの経験の多くが

やりたくないことでした

もしくは

しなくてはならないことばかりでした

 

子育てだって

こんなに大変なことよくやるなと思っていました

 

強制的にやることになり

やらないわけにいかなくなり

やりました

 

でも

やったからこを

今がある

やったからこそ

今大きな喜びで満たされています

 

人は本来なまけものだと思います

やらないで済むものならやりたくない

 

やらなくてはならない状況に置かれ

やらざるを得なくなってする

そうでもなければ率先してはやらない

 

率先してやる人

やりたいと思う人もいるでしょう

それが好きで好きで

やりたくてしょうがない人もいるでしょう

 

でも

そんな自分になれる人ばかりではないのです

 

だから

やらされることでやるはめになる

 

やってみると

案外といいことがあるというのは

やってみないと気づかない

 

めんどくさがってやらないと

その楽しみは一生得ることはできない

 

私は今

本当に

自分を強制的にやらせるように仕向けてくれたすべての力に感謝しています

 

 

すべては未来につながっているのです


*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2017年01月15日01/ 時09分の記事
今度は私が支える番
 



 

子育てはとうに一段落し

ずいぶんと自分の好きなことをやらしてもらいました

本当に後悔のないほどに

 

最近は何をするにしても本当に楽しいです

昔したくても出来ない時期があったから

できるということの幸せをすごく感じています

それは仕事でも家庭内の細かな作業でも

 

そして最近は

今度は私が支える番と心から思うようになりました

母が私を物心両面から支えてくれたように

今度は私が娘たちを支えたいと思っています

 

働き始めて数年を経て

大きなプロジェクトの真っ只中にいる上の娘も

今年新社員として入社し

右も左もわからず右往左往している下の娘も

大きな環境の変化の中でもがいています

悩みつつも仕事を続けている彼女たちをともかく見守りたい

そして

一人でも生きていける一人前の社会人になってほしい

 

 

彼女たちが中高生であった合わせて9年近くの間

お弁当作りは本当に大変で適当だったなと思います

今は自分のお弁当作りのついでに2人のも作ることがあり

これが意外と楽しい

本当に不思議です

 

 

人は常に変わっていく

身体も心も生き方も 

 

ここまで私を支えてくれたのが母や周りのみんなだとしたら

ここまで私を一人前の人間に成長させてくれたのは2人の娘たちです

 

どんな困難があっても


絶対に支えるという覚悟がやっとできました

これも母が教えてくれたと感じています


  


代われずとも

支える形

さまざまと

身をもち知りて

ゆく道定まる

 

佳静


*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2017年01月08日19/ 時08分の記事
昨日は七草
 


昨日は七草でした

七草だからといって特に違ったことはしてこなかったし

今年もしなかったけど

 

やっぱり意識しましたね

17日は母の誕生日だから

 

私が詩を書き始めたきっかけも母でした

瀕死のカマキリをみて涙が止まらなくなった私を見て

母が

「そんなに悲しいならその気持ちを詩にしてごらん」

と言ってくれたのが始まりでした

詩に自分の気持ちをぶつける内に

いつの間にか私の涙は止まっていました

 

それからでした

私が壁にぶつかった時にそれを乗り越えるために詩を書くようになったのは

 



1
4

今年初めて見た夢は母の夢でした

 

もう胸は痛くないと言っていました

私は

「長生きしてね」と母に話していました

そこで目が覚めました

涙が止まりませんでした

 

 

今もって感謝の言葉しかありません

 

 

なんどでも

声かけ起こし

伝えたい

素直なこころと

かわらぬ愛と

 

 

201612月に記す

佳静


*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2016年12月25日14/ 時55分の記事
母の命日
 


今日12月25日は母の命日です

昨年の同じ日に

私たち子どもの見守る中

母は静かに息を引き取りました

 

母にずっとずっと支えられた道(たび)でした

そして

今なお支えてもらっていると感じています

 

「どんなにつらくて仕事を辞めなさんな

大変な時にはいつでも駆けつけるからね」

今私があるのは母のおかげです

母からもらったこの言葉は私への最大の応援歌であり

心の支えであり

そして私の道(たび)の終わりまで持っていきたいと思っています

 

お母さん

本当にありがとう

 

 
*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
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