もうすぐ職場の今の部屋から移転し
30年間仲間と過ごした部屋や自分の部屋は壊される
2年後には新しい場所に新しい建物が建つ予定
それまでは仮住まいとなる
3.11のような地震が再度くると
今のところはもう耐えることはできなそうだという話だ
今日は
小さい頃よくみてもらっていた
私の職場の写真を残したいと
娘が夕方訪れた
私以上に思いいれがあるようで
「このエレベーターがなくなるんだね」
「このトイレ昭和の香りがするよね」と言いながら
写真や動画にその景色をおさめていった
「きっとあとで見て懐かしくなるよ」
といいつつ
最近は毎日のことで忙しく
そんな感傷に浸っているひまは到底なかったけど
そうかもしれないと思っている
30年
経ってしまうとあっという間
その時には無我夢中だったように思う
そんな昔のことを思い出させてくれる
そんな一日となった
気づくと移転もあと3週間後に迫っていた
これから移転までは
30年たまりにたまった古い雑誌や本、物をこの際思いきって捨てようと思っている
一つの歴史が幕を下ろそうとしているのを
今ひしひしと感じている
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