とうとう
明日が引っ越しとなった
この3週間は30年間の荷物を徹底的に片付けた
毎日夜中まで残ってやったので
それ以外のことは何もできていない
意外とあっさりと捨てることができたのも
30年という月日が経っていたからこそ
もうさすがに身についているなと思った文献の山はすっかり捨て去ることができた
確認しつつ
生まれてきた思いとは
「本当によくもまあこんなに生真面目に一つ一つの仕事を仕上げてきたもんだ!」
思わず口からでた言葉だった
後悔ない
心からそう思えた
自分が誇らしくもあった
それは人とは比べられない結果
私の何十倍もの仕事をこなしている人など何千人 何万人といることはすでに知っている
そんなこととはまったく関係ない
途中からは自分に出来ると思える仕事より自分には無理だと最初は思った仕事の方が多かったように思う
それでも山を越え到達した一つ一つのゴール
そしてその後に今の私がいる
それだけでいい
いつもひょっとした時に教えられる
今回の引っ越しも
すべてが意味があると思える瞬間(できごと)であった
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