忍者ブログ
2025年04月23日04/ 時27分の記事
[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


*CATEGORY [ ] 
2012年05月27日00/ 時38分の記事
心に迫る"贈り物"
mama2010.jpg
  


    <5月24日の出来事>





私の仕事はうまくいくと
かかわった方とはお別れをしないとなりません。
 
そして、二度と会う日が訪れないことが
その方の幸せなのです。
 
ですから、最後にお別れする時には
「もう二度とお会いしないですむことを祈っております」
「もういらっしゃってはなりませんよ」と話すこともあります。
特に長くおつきあいをしてきた方に、そのように話します。
 
時にそんなことが続けざまに起こる日もあります。
 
今日はそんな1日でした。
 
「もう大丈夫ですね」
「この後は万一なにかがあったら来て頂きますが、いらっしゃることはないと信じています」と切り出しました。
50歳代のその男性は、ややはにかんで、
「そうですね」
「本当に長い間、お世話になりました」と深々と一礼されました。
 
「今日で終わりになりましたね」とまたもやお伝えしました。
30歳代のその女性の顔からは満面の笑みが!
その女性は立ちあがり去り際に
「あなたも無理をなさらず、身体には気を付けてくださいね」と
逆にお気遣いの言葉を頂きました。
手紙などではよく使われる決まり文句ですが、私の仕事では意外と口で直接に頂くことの少ない言葉です。
思わずハッとして、その方をじっとみつめ、
「ありがとうございます」と申し上げました。
その女性は軽やかな足取りで退室されました。

「これでお別れです」とお伝えすると
 70歳を越えたその女性はおもむろになんだか関係なさそうなお話を始めました。
お話を切るタイミングを逸して聞き入っていたら、最後にかばんからとり出され、渡そうとなさったのは手彫りのブローチでした。
どうやらこれをどのように出すか模索して、関係ない話に突入していたようです。
出すには勇気がいったのでしょう。
しかし、さる方に頂いたとても大事な品だとわかり、丁重に受け取るのは遠慮したいと伝えしましたが、
「もう私にはこれをつける機会はありません。私の形見と思って受け取ってください」と
そのストレートな言葉に胸が詰まり、お断りすることができなくなりました。
その女性はその後、安堵したような様子でお帰りになりました。
 
 
これまで何度も
「では、また1カ月後にお会いましょう」と繰り返し言い続けた方たちばかりです。
大変な重荷だったと思いますが、いつも今日のこの私の言葉をずっと待っておられたのではないかと思うと、胸が熱くなりました。
 
私にとって
これらのお別れはちっともさみしいことではありません。
むしろ嬉しいことです。
.
今日もまた
そんな喜びに満ちた瞬間に出会え、感謝の気持ちで一杯です。
さらに頂いた心に迫る“贈り物”の数々は
そっと胸にしまっておきたいと思います。

PR

*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2012年04月21日09/ 時07分の記事
HPリニューアルオープンです!
mama2010.jpg


   このHPにはこっちの”私(のつもり)”の方が合いますね~







新しいHPで
あらためましてこんにちわ!
佳静です。

すっかり変えました。
画面はハワイアンです。

今、私の心は夏気分になりたいってところかな
することされること
熱くって篤くってといった感じで

皆さんも
どうぞお気軽にコメントを入れてください。
Dailyの各項目の右下「コメント」をクリックすると入れられます。

今年度のキーワードは
”常夏”です。




 

*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2012年03月18日10/ 時57分の記事
怒涛の先週が終わって
DSC00704.JPG










上はサンタさんからの家族への贈り物です。いまや我が家のアイドルです

なんとかなるもんですね。
 
どうなることやらと気合十分で臨んだ先週
 
娘2人の卒業式、卒業祝賀会、まず普通はあたらない職場の記念祝賀会の司会と、
4日連続で一気にきました!きました!
しかも日曜日なしで2週続けての勤務です。
 
前回あんなに「がまんできないほど好きなもの」と書くことについて力説していたにもかかわらず、ここ3週間全くHPを更新しないとはあきれたもんです。
 
でも、以前皆さんにもお話ししましたが、
私のペンが進むのは壁にぶつかった時なのです。
悩みのない、すなわちflatな時は逆に書く頻度がガタッと減るわけです。
壁を乗り越えるために書くというシチュエーションなので・・・
(若干最近はそうばかりでもなくなってはきてはいますが)
 
ともかく、終わりました!
本当に終わりました!
安堵という言葉はこういう時にあるのですね。
 
三つ幕が降り、
三つの幕がまた開く。
また、あらたなチェンジの始まりです。
 
これまでにもどんなにか楽しませてもらいましたが、これからはどのようなあらたな出会いが待っているのでしょうか。
 
ワクワクしている一方で
こんな毎日もあと4年間かと感慨深くもあります。
 
これまで進んできた私にとっては長い道のりはもちろんこれからも続いていくでしょうが、
全速力で走ってきたこれまでの濃縮した日々のendが見えてきているような気がします。
 
そのendに向かって
やはり全力でかつ全速力で向かっていきます。

それが私という人ですから
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 

*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2012年02月26日18/ 時02分の記事
がまんできないほど好きなこと!
323ce58c.jpg





昨年のクリスマスで私がサンタさんからもらったぬいぐるみです

最近、本来のプロではない人たちのチャレンジが話題になっています。
「芸人がオリンピックに行く!」
 
そういう私も
「素人が文章を書く」です。
 
遊べる本屋ヴィレッジヴァンガードは、本業は本屋なのかもしれませんが、実際にお店に入ってみたことのある人はわかると思うのですが、ここはもはや本屋ではありません。
 
いろいろなことに手を出していて、雑多な物が置いてあるように思いますが、回っていくとそこには一つの共通する思惑が見えます。
 
なんでも楽しみにつなげようとする気持ち
遊び心です。
 
楽しくてつい手を伸ばしてしまいます。
なくてもいいものかもしれないけど欲しいっといった気持ちになります。
 
そちらの路線がむしろ主体なのかもしれません。
 


私は本業は別なのですが、本当に不思議なくらい文章を書くことが好きです。
手紙などは何時間でも書くことができます。
気付くと夜中の3時などということもざらではありません。
 
だから、依頼原稿を頼まれると(ただし専門的なものではなくて、随筆や雑感ですが)、どんなに本業で忙しくても嬉しくて嬉しくて受けてしまいます。
 
昨年も同窓会のようなところからなんでもよいからと随想の依頼を受けた時、本業は炎上するくらい忙しかったので、
「わー!これって、これって・・・」と騒ぐ私を見て、
 
上の娘がずばり
「で?なに? 嬉しいんでしょう~」
 
「あっ!ばれてた!でも困ったよ!受けちゃうとこっちに入っちゃうよ~!でも、今忙しいだよね~」と騒ぎ続け、
すっかり娘にあきれられてしまいました。
(結局は受けてしまいました)
 
でも、娘には私の気持ちはわかるようです。なぜなら彼女も無類の文章好きだからです。
 
つくづく、どうしてそんなに好きなのかわかりません。自分の本能的なところのように感じています。
 
 
 
 
 
 
 
 

 

*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2012年02月12日10/ 時33分の記事
旦那さんより大切な人
mamae2.jpg










いきなり過激なようですが
 
こんな風に思うようになるとは
もちろん結婚当初は思いもよらないことです。
 
 
最近、よく知っているご夫婦が離婚されたと聞き、
大変驚いたところ
とてもそんなことがあろうとは予測ができないご夫婦でした。
外から見ていると・・・
お二人に何があったのでしょうか?
 
そういえばお嬢さんが地方の大学に行かれて
4年間、お二人だけで暮らしておられたということはあります。
でもわかりません。
お二人だからといって暮らしぶりを変えるということはないかと・・・
 
 
先ほどの話に戻りますが、
では、私たち家族はというと
 
考えてみると
確かに結婚当時とは確実に違う空気の中で暮らしているのは事実です。
旦那さんより何十倍にも大切になってしまった娘たちにかける愛情を
中心に生活を繰り広げてしまっています。
 
以前、旦那さんからもらっていた新しい発見の数々を、
今は娘たちから受けていると感じています。
 
日々、私の知らない情報を入れてくれて、
行ったことのないところに連れて行ってくれて、
 
楽しさ、喜びはもちろん
悲しみ、怒り、心配事 などなど
数限りない出来事をもたらしてくれるのは
そう、今や完全に娘たちの役割です。
 
では、やはり2人が巣だった後は・・・
どうなってしまうのでしょう?
娘たちより大切な人が現れるのでしょうか?
 
 
そんな折
娘からは
喜んでよいのか
悲しむべきなのか
こんな一言
 
 
「大丈夫 大丈夫
私たち、当分家から出ないから・・・」
 
 
どうやら
この重い質問に対する回答が出るのは
ひとまず先(?)のようです

 

*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
<<前のページ| HOME |次のページ>>
忍者ブログ[PR]
忍者ツールズこのページのトップへ