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2024年11月26日05/ 時52分の記事
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2012年07月08日08/ 時56分の記事
思いがけない来訪
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午前中の仕事が一段落し
残務処理をしていたところ
すべて終わったはずなのに、部屋の入口の戸が突然開いた。
 
そこには思いがけない人が
 
「○○、覚えていますか?△△です。」・・・
 
当時の容貌のままのその人を
忘れるはずはない。
 
「あっ!もちろん覚えてますよ。どうしたの?また、何かあったの?」
「そうではないんです。別件で近くに来て寄ったのですが、建物が全部変わってしまっていて、最初に行ったところになくて・・・。迷っちゃって。○○がまだここにいるのかなっと思って。○○に会いに来ました。」
「よく、ここの部屋にいるってわかったね」
 
ここ5年で次々に建てられた新規建物と、すっかりと様変わりした敷地内の配置は中にいる者にも分かりにくいのに、よくわかったものだと本当に感心した。
それにしてもわざわざ捜して会いにきてくれたんだ・・・
 
その人は本当に危機的な状態から回復してくれた人だった。
3日間二人三脚で、一睡もせず過ごしたことを決して忘れることはない。
 
あれから何年経ったのかと思い出そうとしていたら
 
「お子さんも大きくなったですよね」
「それはすっかり。もう20歳過ぎたよ」
 
そうか確か小さい時に敷地内で会っていたっけ
かれこれ15年以上も前のことだったと思い出した。
その人はその後、順調で
「これで終わりですね。」とお別れの言葉を言えた人だった。
 
「それにしても△△変わらないね。あの時のままね。」
「○○も全然変わりません。」
 
「もう会えないかもしれないからね」と言って、立って挨拶をしようとしたら
「そんなこと」と言って口ごもった
 
何かあって来たのではないかと思い直したが、最後までその何かは言わずに離れようとしていた。
 
「何かあったらここでのことを話して」
「はい」
 
会わないですむ方が本当はいいのだろうけど
懐かしく嬉しい来訪となった。
本当に何もないことを祈りつつ
 
 
 

 
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*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2012年07月01日16/ 時42分の記事
やめるということ
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最近、若い人たちが簡単に仕事をやめていく。
また新たに仕事を続けていく人もいるけど、
週何回かのフリーターの如くの仕事選択をする人もいる。
 
仕事に楽しさを見いだせないのかなあ。
もっともっとほかにおもしろいことがあるの。
 
その一方で私は特別な存在と思われている。  
あたかもたぐいまれな能力を持ち、
誰にもできないことができる
スーパーウーマンの如く
 
でも、違うのです。
いろいろ考えてみたのだけど
全く異なる理由なのです。
続けているのは
 
ただ単に、
私の中にはやめるという選択肢が生まれてこなかっただけ
これまでに
全く
 
あの頃は
上級生になると新たな仕事の選択肢が生まれてはいたけど
 
下級生については
やめるか続けるかの二者選択しかなくて
やめると何もなくなるって感じだったかな。
新たな場所で新たな人間関係を築いて仕事をするという選択肢は少ない時代だったという感じかな
 
今のように育休やら時短就業などもあまり堂々とは認められていなかったし
 
今の時代に私がいたとしたら
確かにやめるという選択肢もあるよね。
実際、そうしたら別の世界が見えてきそうでもあり
そういった意味では羨ましい限りです。
 
やりたいならきちんと続けるしかなかった時代
そのために
きっと私以外の誰かが
私以上に大変だったと思うけど
それでもやめるという考えがさっぱりでてこなかった。
 
それって、なんだろう。
 
ただ単に仕事が好きなんじゃないかしら
やめるか続けるかと言われると
続けたいと思うほど魅力的だったのでは
 
楽しいことも
うれしいことも
興奮すること以外に
いやなことも
辛いことも
悲しいことも
すべてひっくるめて
好きなんだ。
きっと
 
最初のとっかかりは
義務的な仕事だったりするけど
それをやり終えて
いつも手にする
達成感は何にも代え難く
そんなことが続いているような気がします。
 
そんな単純な理由なのです。
 

 

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2012年06月16日22/ 時24分の記事
溢れ出る仕事
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仕事が次々に割り込んできて
もともとあった仕事を押しのけているので
とうとう、どこから手をつけていいかわからなくなってしまいました。
 
しかし、終わらせるにはするしかない!
悩んだり、受けたことを悔やんでいる場合ではない。
ということで、
ごちゃごちゃ考えるのはやめて
ひたすら仕事をこなすことにしました。
 
動き始めると
終わり始める。
そして、次の仕事へ
 
やっと、なか日を迎えた気分になり、
HPに向かいました。
 
今始めた仕事が一番の山ですが
一番おもしろいと感じています。
だからHPを書く気になったってところです。
 
ちょっとつまんない話だったかしら


*CATEGORY [ 日常 ] *コメント[ 0 ] 
2012年05月27日00/ 時38分の記事
心に迫る"贈り物"
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    <5月24日の出来事>





私の仕事はうまくいくと
かかわった方とはお別れをしないとなりません。
 
そして、二度と会う日が訪れないことが
その方の幸せなのです。
 
ですから、最後にお別れする時には
「もう二度とお会いしないですむことを祈っております」
「もういらっしゃってはなりませんよ」と話すこともあります。
特に長くおつきあいをしてきた方に、そのように話します。
 
時にそんなことが続けざまに起こる日もあります。
 
今日はそんな1日でした。
 
「もう大丈夫ですね」
「この後は万一なにかがあったら来て頂きますが、いらっしゃることはないと信じています」と切り出しました。
50歳代のその男性は、ややはにかんで、
「そうですね」
「本当に長い間、お世話になりました」と深々と一礼されました。
 
「今日で終わりになりましたね」とまたもやお伝えしました。
30歳代のその女性の顔からは満面の笑みが!
その女性は立ちあがり去り際に
「あなたも無理をなさらず、身体には気を付けてくださいね」と
逆にお気遣いの言葉を頂きました。
手紙などではよく使われる決まり文句ですが、私の仕事では意外と口で直接に頂くことの少ない言葉です。
思わずハッとして、その方をじっとみつめ、
「ありがとうございます」と申し上げました。
その女性は軽やかな足取りで退室されました。

「これでお別れです」とお伝えすると
 70歳を越えたその女性はおもむろになんだか関係なさそうなお話を始めました。
お話を切るタイミングを逸して聞き入っていたら、最後にかばんからとり出され、渡そうとなさったのは手彫りのブローチでした。
どうやらこれをどのように出すか模索して、関係ない話に突入していたようです。
出すには勇気がいったのでしょう。
しかし、さる方に頂いたとても大事な品だとわかり、丁重に受け取るのは遠慮したいと伝えしましたが、
「もう私にはこれをつける機会はありません。私の形見と思って受け取ってください」と
そのストレートな言葉に胸が詰まり、お断りすることができなくなりました。
その女性はその後、安堵したような様子でお帰りになりました。
 
 
これまで何度も
「では、また1カ月後にお会いましょう」と繰り返し言い続けた方たちばかりです。
大変な重荷だったと思いますが、いつも今日のこの私の言葉をずっと待っておられたのではないかと思うと、胸が熱くなりました。
 
私にとって
これらのお別れはちっともさみしいことではありません。
むしろ嬉しいことです。
.
今日もまた
そんな喜びに満ちた瞬間に出会え、感謝の気持ちで一杯です。
さらに頂いた心に迫る“贈り物”の数々は
そっと胸にしまっておきたいと思います。


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2012年05月19日12/ 時43分の記事
180度の発想とそこへの転換
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それは180度反対の発想
 
全ては自分にとって
思いもかけない方向に進んでいて
そこにどっぷりつかることが出来るのかということ
 
こんな風にあってもよいのかしらと
恐ろしく思える程の発想
 
どうやら
それは自分にとってよい方向でありそうな
 
こんな風になればよいのにと
思っていたことが現実になろうとしている
 
自然に受け入れるにはまだ時間がかかりそうだが
 
冷静に今を見ぬこう
 


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