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2024年11月29日00/ 時38分の記事
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2008年12月19日23/ 時47分の記事
ブラボー!1800名の第九 パート2
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最後に指揮者が会場に向かって、観客の起立を促す。
会場全体の校歌の合唱。
そして終演は全員の拍手で締めくくられた。
いつまでも鳴り響く拍手。ブラボーの声とともに・・・

 

観客が出た後も残っている1800名の合唱団。
先生からまず出た言葉は
「おめでとう!」だった。

 

そして、来年3月で退官される指揮を担当された先生から出た言葉は

「フロイデ(歓喜)!」の一言

すぐさま

「フロイデ!」と返す学生達

 

会場関係者にお礼を言って

全員が会場を後にした。

 

私が第九を生で聴いたのは、

働き初めて3年目くらいの年末だった。

もちろんプロの演奏、合唱だった。

それ以来、第九はいいやと思っていた。

なぜか

 

でも、今回は本当に聴きに来てよかった。

心からそう思えるパフォーマンスに出会えたことを感謝したい。

 

素人軍団の合唱団に心から感謝したい。

 

 

 

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2008年12月18日22/ 時57分の記事
ブラボー!1800名の第九 パート1
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大学1年生が全学部で第九を12月に合唱するのが、授業である。
1年次のコア科目に「音楽」があり、その集大成ともいうべくベートベン交響曲第九番終楽章より「歓喜に寄す」が発表される。
3グループ各600名ずつの合唱が続けて繰り広げられる。

 

演奏はセミプロとも思える大学管弦楽団(これに先立ち、東京のサントリーホールでの素晴らしい演奏を終えている)、ソロ4名も全員大学の卒業生、指揮者は種々の学部の大学有志の教員、受付も舞台を形づくるのも大学の学生、すべてが大学関係者の手によって創り上げられる。

 

さすがに合唱は素人軍団だが、若く、雄々しい男子の声と、悲鳴にも近い女子の声が一つとなって、会場に響き渡る。

その声は未来につながっているように思えた。






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2008年12月08日21/ 時23分の記事
私たちにできること
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一生懸命やっている者が

報われないことほど

つらく、悲しいことはない

 

その人の存在を大切に思い

かけがえのない人と思っている者たちにとっては

なおさらに

 

私たちにできることはないか

私にできることはないか

じっと考えてみたい

 

その人とその人の今まで歩んできた道が

決して否定されることのないように

 

そして、

その人と私たちの間が

決して柔なものではないことを証明するためにも


                               佳静





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2008年12月05日14/ 時11分の記事
English poem -Way-
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Where is a way to go?

What is a thing to do?

I don’t know now.

But I will find it soon.

 

Is the way far?

Is the thing hard?

I don’t know now.

But I will get it soon.

 

Way to the future

Way to the goal

 


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2008年11月22日19/ 時13分の記事
教えることは引き出すこと
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以前にも同じようなことを書いたかもしれませんが

 

「教育」という言葉の英語’education’動詞であるeducateの意味は

もともと「引き出す」ということであったそうです。

 

日本では「教育」は「教え育てること」ですが

もともとの語源は「引き出すこと」

よって、教育の真の意味は

「関わった人の潜在する能力を引き出すこと」です。

 

4月に新しく職場に入ってきた後輩たち

かれこれ8ヶ月近くが経ち、気づけば個人差はあるものの、1人の職業人として、自分で考え、自分で動けるようになってきました。
「教育」を行ってきた者としては、そんな姿を目にする時は、最初、入ってきた頃を思い出しながら、何ともいえない喜びを感じる瞬間となります。

 

「教育」すなわち「関わった人の潜在する能力を引き出す」ことは、言うほど簡単ではありません。

決して見返りを望んではならない。

望んでは引き出せない。

最近はそんな心境でいます。

 

それはやはり子育てと非常に似ていることかもしれません。

 

必ずしも教える者の理想とする道を通らない

しかし、きちんと自分なりの道を切り開こうと
もがく彼らの方向が

彼らにとって

そして、周りの人にとって

間違えなくプラスとなるならば

その過程で彼らも

そして、教える者にとっても

おもいがけない能力を見つけ、引き出し、さりげなく気づかせてあげる。

 

いつもそんなことができるわけではありませんが、一度でもその瞬間を出会うことができた時には、自分も「教育」されたことを実感でき、深い感動をおぼえることができるのです。


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