「キャリアアップをストップするのをやめた!」
これを話すと
大概の人は最初
「えっ?」となる
これまでずっと前を向いて歩いてきた
それがすべてキャリアアップにつながってきた
昔はできないと思っていたことも今は難なくできている
若い人たちができずにもがいているのをみていて
私も最初はそうだったなと思う
お互いの間にある長い年月を考えると
私のようにできないのは当たり前だなと思える
ここまでくるのに10年はかかっているよと心の中で思う
最近は働き方が多様化し
「働き方改革」という言葉が普通に聞かれるようになってきた
その恩恵を私も現在受けていると感じるようになった
以前だと平日に休むのは難しかった
ある一定の期間以外に個人的な理由で休むことは
言い出しにくい雰囲気があった
子どもの行事でどうしてもという時も
後ろめたい気持ちは常につきまとった
今はわりと堂々と休める
一方で
自分に限界を感じたり
「これは違うんじゃないか」と思った段階で
別のところに移るということが普通になっている
すなわち一つのところでずっと通して働くということは
必ずしもポピュラーな働き方ではなくなっている
大企業でも副職が認められるようになり
一つのことにこだわらない生き方もでてきた
これからの自分の向かう先を見て
新たな可能性を感じられるようになった
残念なのは
中断 転職した人たちの中には
そこでキャリアプアップをストップしてしまう人がいるということ
私も大分やってきて
満足感も高く
これ以上は望まないなどと思うこともあるが
幸い(?)なことに自分ができていないことがまだまだある
すなわち未完成品!なのだ
それを思う時
最初の話につながる
「キャリアアップをストップするのをやめた!」ということ
何かチャレンジすることがまだあるならしようと思う
これまでもそうだったけど
無理だなと思ったことも
できる形でやってこれた
そして
最終的にはできなかったことはなかった
誰かが
私の顔をそちらに向けてくれる
誰かが
耳元でささやく
そして
そのために必要な人に会わせてくれ
そのために必要な出来事が起こり
そんな気がしている