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2024年11月24日15/ 時39分の記事
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2014年08月16日12/ 時38分の記事
故郷とふるさと 2
 



なにもかも

ゆらりと続く

故郷の

寄りては歩く

誰もなき道

 

 


毎年この時期、故郷に帰る

 

普段とは全く異なるあまりにもゆっくりとした時間の流れに身を任せる

 

日中はほとんど人に会うことのない道

何かにせかされて歩くこともなく

あちらに寄り

こちらに寄りで

目的ももたずに

歩いていく

 

そのような時間は

ここ故郷でなくては得ることができない

たまらなく貴重に感じるが

それも東京での生活が定着してきた証拠でもあるかと思っている

 

常にあると、この稀有さには決して気づくことはないだろう

 

再び東京に戻ると

今は私のあるべき姿をおく空間で、これまで通りに毎日を過ごしていく

 

何事も早く

そして目的に向かって力強く進む

この毎日も他では得られないもの

今や私にとってかけがえのないものであることには違いない

 

これでよいのだと思う

東京に癒されてこなかったわけでもない

 

故郷に帰らないと

この東京というふるさとの稀有さにも決して気づくことはなかっただろう

 

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2014年08月10日21/ 時29分の記事
日曜日も歩こう!
 


日曜日も歩こう!

 

急に気づいたこと

日曜日にずっと家にいると

月曜日はあしが浮腫むことに

 

たまたまかと思っていたけど

どうやらそうでもなさそうだと

3回、同じ症状がでて

確信した

 

飛行機で座りっぱなしはいけないとか

入院すると年寄りはすぐ歩けなくなるとか ぼけるとかいうけど

まさか自分がその当事者になろうとは

思いもしなかった

 

そんな話を娘にしたら

じゃあ 今日は坂の下のあのお店に行こう!

とのお誘い

 

坂の下のお店は

いつもお香を焚いていて

ちょっとエスニックな服や雑貨があって

雰囲気のあるお店

 

何も買わなくても

ふらっと見たくなるお店

決して多くのお客さんがいるわけではないのに

なぜか夜遅くまで開いていて

 

いつも何も買わなくても

お香は買って帰るのだが

やはり今日も

 

しばらくは

同じパターンになりそうな気配

 

日曜日も歩こう!


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2014年07月21日16/ 時49分の記事
満天の星
 


満天の

星降る空に

見ゆるのは

深き空底

一瞬の光

 

2014.7.21 佳静


 

東京では見ることのまずない満天の星を

昔、田舎で見ていた頃には

いつも吸い込まれるかの如くの深さで

時々はしる流れ星が唯一limitを教えてくれているような気がしていた

そして、人間ってなんてちっぽけな存在なんだろうと思っていた

 

今はその深さを日常の中で直接感じることはできないが

目をつぶるとその奥行きが迫ってくる感じで、思い出すことができる

 

今こそ

心の中の満天の星空を見つつ

心を大きく広くして

過ごしていきたいと

強く思っている


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2014年06月29日19/ 時25分の記事
萩原麻未さんのピアノ・リサイタル
 



6月27日に紀尾井ホールで開催された

「萩原麻未 ピアノ・リサイタル」は

想像を超えた世界だった

 

満面の笑みを浮かべ

ふかぶかと頭を下げる彼女が

ひとたびピアノの前に座ると

彼女の神経は一点に集中し

彼女の周囲の空気の流れが一瞬にして変わった

その瞬間

私は鳥肌が立つのを感じた

 

「何が来るの?」

 

完全に“はいってしまった”彼女の手からは

思いもかけないほど様々な色の音の束が迫ってきた

 

「これって 一つの音???」

「これって ピアノの音なの???」

 

とても信じられなかった

特に高音域と低音域で演奏されでてくる音は

到底ピアノの音とは思えないものだった

 

 

ピアノ・リサイタルにさほど行ったことがないとはいえ

そんなド素人の私でさえ

これらの演奏がただならぬものであることはわかる

 

彼女の手が“最後の結末までたどり着いた”時

「わー!すごい!」と自然と声がでてしまった

人間ってすごい

決してlimitってないんだと思えた瞬間だった

 

なんでも完成ってないんだなと思う

すべてが未完成なんだと

だから人はいつまでも進歩できるんだと

 

『これはきっと来る!』

 

これから訪れるだろう

新しい音楽の波

新しく創造された世界

それが今から楽しみでならない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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2014年06月22日16/ 時51分の記事
家での時間
 


以前、2010年5月30日のHPで「日曜日は田舎時間」と題して、我が家の日曜日について次のように記載した。

 

 

最近の我が家の日曜日は田舎時間です。

 

朝は6~7時には起きて、掃除、洗濯、ゴミ捨て、近くのスーパーの朝市で買い物と早々と日常の仕事を済ませてしまいます。

ちょっと一息いれると

それぞれ仕事や課題をして、きりのよいところで昼食です。

また、こもごもすべきことをしたら、ちょっとブレイク

5時近くになるとこれまた早々と夕食の準備&月、火曜日の食事の仕込みです。これが不思議とストレス解消なのですね。これから後の時間がとっても大切な時間になりつつあります。最近、この時間の始まりがどんどん早くなり、へたをすると4時頃から始めてしまうので、娘たちからは「もうご飯食べるの?」と聞かれてしまいます。

昔、田舎では夕方5時にはお風呂に入り、バジャマにすっかり着替え、夕食を食べながら、サザエさん、サインはVや柔道一直線などなどをみていました。家族が集い、笑い、座席を温めて、そんな懐かしい記憶があります。

最近、我が家の日曜日はそんな田舎時間に近づいているように感じるのです。

 

 

この時ですら、自宅で仕事をしていた形跡がある。

 

そう、私は家庭を持つキャリアウーマンとして、男性のように毎日ガシガシ残業は出来ない分、家に仕事を持って帰って空いている時間に仕事をしてきた。

結構、長いことそのようにしていたと思う。

したくてすることもあるが、多くは持って帰ってしないともう終わらないという状況だったと思う。

 

人生は一様ではないなと思う

子供たちも大きくなり

何が何でも家に何時までに帰らなくてはならないということがなくなった

年齢とともに

時代とともに

その働き方も自然の流れで変わってきた

 

今は家では仕事をしないし

気持ち的にできない

その分、曜日を決めて、職場で終わるまで仕事をしている

 

ここのところ家での普通の当たり前の生活を心から楽しめるようになってきたと感じている

 

朝のラジオ体操

食事の準備&洗濯

家族との食事と会話

一緒に番組を見て笑う普通の毎日

毎日やっているちょっとした練習

(英語の文章を繰り返し覚えることや老子の言葉の書かれた本を一項目読むことなどなど)

日曜日は片付け&掃除

 

こんな単純な習慣を心から楽しくてしょうがなく思える自分は、やはり本当は田舎時間の中で育ってきた人なんだなと思っている

 


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